天元突破グレンラガン 第15話「私は明日へ向かいます」 第2部完

 天元突破グレンラガンの第2部が終わりました。
 グレンラガンいいねぇ、面白いねぇ。
 俺の中では、ここ何年かで一番おもしろいアニメ、生きててよかったって感じ(笑)

■敵は天空(宇宙)か?
 螺旋王ロージェノムが、死の直前に発した言葉、

 「100万匹の猿がこの世に満ちた時
 月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」


 これは、人類が発展し、反映を築いた時、月はその繁栄を許さず、螺旋の星(=地球)を滅ぼすということ。私の最初のブログで「敵は天空にあり」ということを書いたが・・・今後は、宇宙戦艦ヤマトや超時空要塞マクロスばりの艦隊戦が描かれると思われる。
 実は、地上戦と宇宙戦では、戦闘の描き方が違い、宇宙には上下がないので、非常にアクロバティックな戦闘が描かれる可能性が高い。楽しみだ。

■ラガンとは?
 コアドリル(鍵)を差し込むことで起動するガンメン(顔型ロボット)、ラガンの存在は、螺旋王ロージェノムは知っていた。螺旋王ロージェノムの性格からすると、螺旋王の捨てたカスタムロボット(初代・螺旋王機)ではないかと考えられる。捨てた理由は、ラガンが「ロボットでありながら、意思を持った」から、と私は考える。もともとの名前はなんだったのかわからないが、第2部ラスロボ(最後の強敵ロボット)のラゼンガンが真・螺旋王機と表示されていたところを見ると、ラガンは螺旋王機のプロトタイプだったのではなかろうか?そしてコアドリルは、王宮の様々な鍵をあけるアイテムではなかろうか?だから、コアドリルでニアが眠る棺を開けることもできたのではなかろうか?
 グレンラガンとラゼンガンは同系機であり、ザブングルとブラッカリィの関係に似ており、ラゼンガンが同系機種の進化系と思われる。しかし、プロトタイプが弱いわけではなく、プロトタイプとは一般的に「出力が安定しない」ことが問題であるため、弱いわけじゃない、じゃじゃ馬なのだ。また、ラガンは、ガンメンを自ら吸収し、取り込むことができる能力を持っているが、こういう吸収型には欠点もあり、吸収したロボットがベースになるという部分がある。

■アニキとニアの共通点
 第1部では、アニキがシモンを導いた。第2部ではニアがシモンを導いた。アニキは男気あふれるリーダーキャラだったが、ニアは萌え系お嬢様だった。この二人の共通点は何だったのか?
 私が思うに、「自分の心に素直」なのではないかと思う。人は年を重ねることに、常識や世間的な体裁を気にするばかりに、自分の気持ちに素直になれない。自分の気持ちに素直になれば限界を突破できるかもしれない。人間は自ら自分の限界を決めている。しかし、実は「限界は自分で決めている」ことに気づいた時、人は新しい世界を見ることができる。アニキはシモンに限界を突破する道しるべになり、ニアは一度折れたシモンの心を介抱した。

■螺旋王ロージェノムの狙いとは
 螺旋王ロージェノムは、第2話冒頭から、四天王を率い、「何も知らない人類」を地底に押し込めていた。なぜ、地底に人々を押し込めていたかというと、「月の脅威」から人類を守っていた、とロージェノム自身は思っていたようだ。
 しかし、これは、ロシウの生活していた地下の村、アダイ村の村長マギンの思想と全く同じであった。マギンも地下の秩序を守るため、人口を増やさないように一定の数以上に村民を増やさないようにし、圧政をしていた。一見、ロージェノムもマギンも「人々のため」と思われる行為をしているように見えるが、これは、ちょっと違う。
 人は自由を求めるものだ。そして、それは、「こどものため」と称して、こどもを家や地域に閉じ込める親と一緒なのかもしれない。こどもは世界を求める。人は自由を求める。親が作った世界の大きさが世界の大きさではない。こども自身が切り開いた世界が世界の大きさになる。壁にぶつかることもあるだろう、貫けない壁にぶちあたるかもしれない。しかし、それでも、仲間と協力し、時には気合で乗り越える必要が人にはある。壁を貫いたものだけが見える世界がある。
 親は、こどもにとって世界を作るのではなく、壁を乗り越えて、親が見たことのない世界を見てくれるこどもに成長させるべきなのかもしれない。・・・と三人の娘を持つ親である私は思った。
 実は、ガイナックスという会社は巧妙で、アニメの中に潜む罠みたいなものをアニメに潜ませてあって、実は、アニメっていうのは何でもできちゃうのだけど、小さな世界に閉じこまらず、大きな世界へ行け、というメッセージを送っているのではないかと私は思っている。

■グレンラガンは4部構成?
 天元突破グレンラガンは、2クールということらしい。
 1クールを3ヶ月13週(=13話)と考えた場合、

 シモン少年編
  第1部 第1話~第8話(8話)
  第2部 第9話~第15話(7話)
  シモン少年編 総集編(第16話「総集片」)

 シモン青年編
  第3部 第16話~第2?話頃
  第4部 第2?話頃~第26話頃

 という4部構成になっているようです。
 当初、天元突破グレンラガンの主役はカミナ?と思われる印象もあったのですが、グレンラガンは「穴掘りシモンの成長記」であり、あくまでも、シモンの成長を通じて物語を追っていく物語のようです。
 シモンのアニキ分であった、カミナが第1部のラストで、死んでしまうわけですが、主人公シモンはアニキが死んだことで心が一度砕けた。
 しかし、第2部のラストバトルで、シモンはグレンラガンの同乗者のロシウに、「おまえを信じる俺を信じろ」とアニキ同様の言葉を投げかけ、ともに、螺旋王ロージェノムを撃破するのであった。
 なお、4部構成というのは公式発表されていないと思いますが、推測ということで。

■これまでのお話と今後の展開

 第1部と第2部について、相関関係を整理すると・・・

(1)物語スタート時

  [獣人軍団] 地上に人間を出すまいとする謎の獣人軍団
   ↑↓
  [人間たち] 地底に押し込まれた人間たち、抵抗勢力(カミナ、シモン)

(2)この関係が、第2部では、次のようになる

  [獣人軍団] 地上に人間を出すまいとする螺旋王・ロージェノム(一応人間)
         螺旋王に作られた獣人軍団
   ↑↓
  [人間たち] 地上に出て獣人軍団と戦おうとする勢力・ダイグレン団
         地底に押し込まれた人間たち

 で、ダイグレン団というのは、そもそも、カミナというアニキ肌の男が、率いていたグレン団がどんどん大きくなったものだが、第1部の最後でアニキが死んでしまったために、アニキの意思を継ぐ、シモンが大グレン団のリーダーになっている。

(3)そして第3部、第2部から数年後、シモンは青年になっている。

  [宇宙の敵] 人類を狙う謎の敵
    ↑↓
  [人間たち] 地上に出て繁栄を築く人々

 という展開のようだが、実はこの前段階の第2部で

  [宇宙の敵] 人類を狙う謎の敵
    ↑↓
  [獣人軍団] 地上に人間を押し込め、人類の種を守ろうとする螺旋王・ロージェノム
    ↑↓
  [人間たち] 敵は螺旋王と、自由を求め戦う地底から出てきた人々

 というわけだった。だから、第3部から新しい展開にはなるが、第1部、第2部は大きな前振りで、ここからさらに人々は天を目指すことになる。

■「空色デイズ」「happily ever after」の秘密
 オープニングでかかる中川翔子さんの「空色デイズ」の1番の歌詞の内容は、シモン少年編(1部と2部)に対応している。そして2番はシモン青年編(3部以降)に対応している。2番の中に、今後の展開の秘密が隠されているかも。翔子たんは、空色デイズで紅白狙っているらしい。アニメの主題歌で紅白まで行けるかどうかは、NHK次第~なり。
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND53501/index.html

 また、挿入歌として、すごーくいいところでかかる「happily ever after」も、中川翔子さんの曲となっている。グレンラガンで使われている場面がいいところばかりなので、こちらの曲がオープニングでもおかしくないほど、素敵な印象の曲となっている。


 と、いろいろ考えたことを文書にしてみたが・・・
 それだけ、僕は「天元突破グレンラガン」が大好きということで。
 もう、最終話のアフレコは終わっているようですが、まだまだガイナックスの皆さんは眠れない日が続いているのでしょうか?テレビが終わっても、オリジナルビデオや、映画など、楽しいことは続けていただきたいなーと思っています。ガイナックスのみなさん、がんばってくださーい!

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