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<<   作成日時 : 2016/02/13 07:37   >>

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「負けるな」第36回館山若潮マラソンの記録

大会で自己新記録を更新したので、その時のことを書き残します。
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平成28年1月31日(日)

■レース前
AM4:20 起床。
起きてすぐ外の温度を確認する。そんなに寒くない。よし。
シャワーを浴びて体を覚ます。擦れ予防のために体にワセリンを塗り、サロメチールを関節に擦り込む。
朝食はカレーの大盛りを一杯。
準備に時間がかかり、出発ギリギリになってしまった。

AM5:00
電車に乗り、館山に移動。
電車の中ではノリの良いアニソンを聴く。寝れない。小倉パンとクリームパンを少し食べる。
心を落ち着けようとクラシックに変えた。すこしウトウトし始めたら館山に着いた。

AM8:30 会場着。
今年から会場レイアウトが変わったので少し勝手が違った。
受付を済ませたが、寒くてギリギリまで着替える気にならなかった。
体育座りして音楽をじっとリピートして聴く。タイトルは「明鏡止水」、ガンダムビルドファイターズトライの主人公が気持ちを一点集中させる時のサントラ。ただ、気持ちを高めることに時間を使った。

AM9:30
スタート30分前。ウォーミングアップをしようと思ったら招集がかかってしまった。
そこからトイレにいく。すごい並んでるけど、待ってすました。
朝から水分はほとんど摂らない。レース中のトイレはたとえ数秒でもロスタイムになってしまう。
半袖か長袖か悩んだけども、経験から走りはじめれば温かくなるので半袖にした。半袖半ズボン、まわりの「厚着族」に比べると寒々しい格好だ。
手袋も帽子もサングラスもなし。何も身につけない。何かを身につけると、レース中にサングラスや手袋を着脱したりして、タイムを数秒失うように思う。
何も身につけない何も考えない。
数秒の細かい蓄積を重ねる。

AM9:45
スタート15分前。ウォーミングアップなしでスタートラインにならぶ。最前列に近い位置にはいる。集団の後ろにいると、スタートから、しばらく自分の走りができなくなってしまう。最初は先頭集団に巻き込まれて、飛ばしすぎでよい。
最初に飛ばしすぎないというのが一般的だが、最初から勝負をかける。一般論などいらねー。

AM10:00 スタート!
はじめからフルダッシュ。すぐに汗をかくほどのスピードになる。心臓がいきなりバクバクして、体がきつい。時計を見るとキロ4分から4分10秒で走っていた。さすがに速すぎる。ペースをさげて呼吸を整える。
5キロほど走ったところで、3時間のペースランナーに抜かれた。かなり速く走っていたようだ。

少しずつペースをさげる。人には「適正スピード」というのがあって、「適正スピード」になると、前後のランナーと走力が合い、呼吸とペースが整う。
最近は時計を見なくて、この「適正スピード」に注意を払うことが多い。前後の走力の近いランナーと抜きつ抜かれつくらいの位置を探る。
時計で測ると「本来の自分の最高のスピード」と違う場合があるので、僕は自分の感覚に頼る。

AM10:44
10キロ地点。タイムは44分。かなり飛ばしすぎた感じがする。体がきついので、ジワリジワリと抜かれていくようにする。急にスピードは落とさない。さらに「適正スピード」をさぐる。
15キロくらいで、やっと前後のランナーとスピードがあってきた。「同調」してきた。

嫌なのは、3時間15分のペースランナーがうしろにいるのがわかっているので気になった。かなりうしろにいるはずなのだが、その集団に抜かれたくなかった。

そういう風に考えながら走っていると、おもしろいことに気がついた。調子のいい時は前のランナーの背中が気になる。弱気の時は後ろのランナーの足音が気になる。耳は前向きについているので後ろのランナーの足音がよく聞こえるというのは、本当におかしな話だなと。
心を前に向けてるか、後ろに向けてるかで音の聞こえ方が違う。不思議な感覚だと思った。

心を前に向けて、前のランナーにどうやって食らいついていくか、そして抜くタイミングを考えるようにした。

レースというのはバトルだ、後ろのランナーに抜かれないように歯を食いしばり、抜かれたら抜き返す。前後のランナーを勝手にターゲットにして「局所的な戦い」を繰り返す。

あの青いTシャツを抜くぞ、
あの女子3位には負けない、
あのピチピチパンツを抜いてやる、
とか考える。

イメージ的には、「ゆっくりと順位をあげていく」これが、スピードをキープするコツだ。なぜなら大抵のランナーは終盤ペースを落とすから。

仲間のランナーたちもみんな走ってる。この集団全体が大きなうねりで全体が前に向かうエネルギー。みんながんばってるかな、と仲間にも思いをはせる。

AM11:33
ハーフ(21キロ)地点に到着。1時間32分台だった。がんばればハーフの自己新記録も狙えるタイムだった。
フルマラソンの途中タイムとしては自己最高。
残り21キロを1時間40分で走れば自己新記録が見えてきた。やれそうな気がした。

最近40キロトレイルランや66キロのウルトラトレイルで長距離に強くなってきた。40キロくらいでもペースを落とせば楽に走る経験ができていた。

66キロ苦もなく走ったのが大きな経験だった。あの距離に比べたら、あの激坂に比べたら、こんなもの。

25キロくらいから、登り坂が増えてくる。館山のフルマラソンコースはアップダウンがきついと言われているが、高尾山や奥多摩の急坂に比べたら、距離も短く、高さもない。

30キロまできた。難所といわれる大きな坂があるが、なんということはない。ただ、そこは少しペースを落とした。坂を登りきったら現れる下り坂で、スピードマックスにするため。坂の頂点から、一気に速度をぐいぐいあげて、海まで突っ走っていく。

35キロ地点までやってきた。残りは海沿いの道。風もない。足も大丈夫。かなり疲れてきたが、残りはあと7キロ。
僕が毎朝走るのは9キロ、それより少ない。軽く流しても走りきれる距離になってきた。

体は重いが痛いところはない。キロ5分ペースなら新記録になりそうなことに気づいた。風もない。決して歩かず、スピードを落とさずに前進する。

ときどき、スピードを緩めたくもなるし、足を止めたくもなる。だけど、ここで止まった全てが水の泡だ。勝負をかけろ。

「負けるな、ファイトだ」
小さくつぶやく。負けるな。

限界などない。
限界とはそれを口にするおまえがいるだけだ。

頭の中には音楽は流れない。
冷静な頭を保つ。それは脳が空気と馴染むような感覚。冷静に体全体のコンディションを確認しながら前にすすむ。

残り2キロになった。ゴールが近づいてきた。この2キロがきついところだが行けそうな感覚があった。

「負けるな、ファイトだ!」
「心臓ぅ、動け!爆発しろ!」
「走れ!!!」

必死に走る。もはや、時計はみない。抜かれなければペースは落ちてない。

抜くんだ!

負けてるな!

ゴールまであと500メートル。
あの角を曲がったら最後のストレート!

行け!走れ!
ラスト直線!

「燃えろぉ!」

がーーっ

ゴール!!!!!

はぁはぁ.....

時計を見た。
3時間12分?
あれ?こんなに速いのか?
新記録じゃん。

はぁ....
やった。

40回目のフルマラソン、
3年連続記録更新だ!
やった!!
おれすげー(^^)

でも、動けない...

それでも、足もつることもなく、相当元気なゴールでした。

楽しかった。
燃えたな(^^)

三時間いけるかな、と、もう次のことを考えたのでした(^^)

【記録】
前半ハーフ:1時間32分59秒
後半ハーフ:1時間39分53秒
記録 3時間12分52秒
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